ある子犬の運命を変えた、父の行動。
警察官で普段は厳しい父が子犬のために取った行動がこちら…。
【保健所行き寸前で、思わぬ出会い】
一時期犬ブームとなり、犬を飼う人が増えましたよね。
その反面、飽きたら手放してしまうような、犬をアクセサリー感覚で買う人が多いことも問題になっています。
そんな理由で捨てられた、ある一匹の子犬が、
すぐにでも保健所に引き渡されそうになっていました。
そんな時、ある警察署に預けられた事がきっかけで、子犬の運命は変わります…。
この話は、警察官を務める「人を見たら盗人と思え」が口癖の厳格なお父様を持つ、
当時子供だった頃の話として投稿されていました。
ある時、投稿者の自宅にお父さんが雑種の薄汚れた子犬を連れて帰ってきたそうです。
突然のことにご家族もびっくりしてしまったようです。
「捨て犬を署で預かった、保健所に引き渡しされてしまう」とお父さんは言ったそうです。
子犬に思わず情が湧いて連れて帰ってしまったようです。
それを聞いたお母さんは、
「アホかいな!明日返して処分してもらってき!」
と反対したようです。
お父さんはそれに対しては何も言わなかったようです。
当時子供だった投稿者が、一晩だけと庭に繋がれた子犬を見に行くと、
寒そうにしていたそうです。
寂しそうな声をだして寒そうに鳴いているのを見て、
思わずいらない服を子犬の下に敷いてあげたそうです。
すると、子犬は嬉しそうにじゃれてきたのです。
これ以上情が移ると辛くなって嫌なので、その日は部屋に戻り眠りについたそう。
翌日見ると、服の中に埋もれて子犬は眠っていました。
もう会うことはないんだろうと学校へ行き、
自宅へ帰ると意外な光景が待っていたんです。
【父の涙に家族は驚いた】
お母さんになぜまだ子犬が家にいるの?と理由を聞くと、
朝お父さんは一度は犬を車に積んで家を出たそうです。
ですが数分後に子犬を連れて戻ってきたお父さんは、
号泣しながら
「頼むからこいつを助けてくれ!」
と予想外の一言。
それまでのお父さんは厳格なイメージだったようなので、
ご家族もかなり驚いたと思います。
結局子犬は自宅で飼われることになりました。
そして、この家で15年もの月日を共にしたそうです。
このワンちゃんは特にお父さんに懐いていたといい、
最後は幸せそうな表情で旅立っていったそうです。
【まとめ】
結局、お父さんに出会えたことで
保健所行きは免れたようで良かったです。
こんなお父さんばかりなら、捨て犬も出なくて済むんですけどね…。
本当に心が優しいお父さんですよね。この話を知った時は心が折れ暖かくなりじーんとしました。
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