地球上の生物は何億年もかけて様々な進化を遂げて、現在の姿に行き着いています。
今地球上にいる生き物の祖先はどんな姿かたちをしていたのか考えると、ロマンを感じますよね。
ワニの祖先の化石が発見されましたが、ワニの先祖はとんでもないモンスターだったようです。。。
■1億6千万年前のワニ
最近、ワニの祖先の化石が完璧に近い形で発掘され話題になりました。
約1億6千万年前、現在のマダガスカル付近に生息していたようで
「Razanandrongobe sakalavae」という名前。(ニックネームは「Razana」)
身体の構造や歯の種類や形から、ワニの祖先であると結論付けられました。
ですが…このワニのご先祖様の姿や生態系が、私達の知っているワニとは違いすぎて衝撃でした…。
現代のワニは、こんな感じですね。
頭は平らで、手足は曲がっていてノソノソ動くイメージですね。
次は、ワニの祖先の姿を御覧ください。
現代のワニとだいぶ違いますね!!
ワニの祖先は脚をまっすぐ伸ばし身体を持ち上げる事ができた。
頭部は平らではなく、奥行きのある顎と、ギザギザの肉食恐竜と同じ歯を持っていた。
歯の大きさはティラノサウルスクラスの肉食恐竜と同等か、それより大きい。
ワニのご先祖様は、こんな特徴を持っていたようです…。
恐ろしすぎますね…。
古生物学者のクリスティアーノ・ダルサッソ氏は、Razanaについて
「初めは歯や骨といった一部分でしかなかったものが、体重1トンもあり、
獲物の骨をかみ砕く恐ろしい生き物になってよみがえった」と語っています。
動きはそこまで速くはないと見られているものの、地上をそれなりの速度で移動することができ、恐竜の肉や骨を砕きながら食べるモンスターのような生物だった模様…。
■あの怪獣映画のキャラとそっくり?
恐ろしい風貌、生態系のワニの祖先ですが、あの有名怪獣さんにそっくりなのでは?
とも話題になっています。
それがこちら。
ハリウッド版として1998年に公開された「GODZILLA」にそっくりですね。
このゴジラをもう少し小さく、動きを鈍くしたものがワニの祖先と近かったのかもしれませんね。
こんな生き物がうろついて他の恐竜を食べてまわっていたのでしょう。
現代のワニが可愛く思えてきますね…。
■まとめ
いかがでしたか?
身近にいる動物の祖先の姿は過去の過程があったからこその姿なのですね。
ワニは遥か昔から肉食界のトップにいる存在。
現段階ではまだまだ研究途中のようで、今後また新しい事実が明らかになるかもしれません。
楽しみですね!
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