難病により生きることが困難な赤ん坊に、母親の愛が奇跡を起こしました。
普通なら話すことの出来ない我が子が発した言葉に、涙が止まりません…。
■無能症とは…?
「無脳症」がどんな病気か、一般的にはあまり知られていませんよね。
「大脳半球」という脳の大事な部分が欠損しているか、または小さくなってしまう先天性の奇形症の1つです。
そのため、無脳症の胎児はお産をできたとしても、75%は死産。
残りの25%は、生後数日と経たず亡くなってしまいます。
一週間生きることすら困難な難病なのです。
無脳症の赤ちゃんが長い期間生きることは普通ありえないのですが…。
しかし、奇跡は起きました。
今年1歳を迎えた無脳症の赤ちゃんのある行動が感動を呼んでいます。
いったい、どんなことがおきたのでしょう?
■母親の愛が有り得ない奇跡を生む
無脳症はまだ原因が解明されていなく、10000人に10人の割合で発症するといわれています。
フロリダ州のジャクソンくんは、そのうちの1人です。
医者から堕胎を進められましたが、ジャクソンくんの両親はそれを拒否し、生むことを決意しました。
両親の決意と愛は奇跡を起こし、8月で1歳を迎えました。
過去に無脳症の子供がこんなにも生きたとう前例はないそうです。
しかし、ジャクソンくんは他にも、信じがたい奇跡を起こしました。
■母に向けて…
ジャクソンくんが1歳を迎えてからのある日…
「ママ大好き」
まさに、両親の愛が実らせた奇跡といえるでしょう。
このとき、ジャクソンくんのお母さんは、言葉にならないほどの嬉しさを感じたといいます。
お母さんは「ママ大好き」と言われると、優しく抱きしめてキスをするそうです。
言葉にならない気持ちを込めた、最大の愛情表現ですね。
ジャクソンくんもそれを感じ、「好き」と何度もママに伝えるのです。
■世界中から支援が
ジャクソンくんの様なケースは前例がほぼなく、どれほどの期間元気でいられるかは分かっていません。
そんな我が子との時間をできるだけ長く過ごすためお母さんは仕事を辞めました。
お父さんは、我が子の為に行動を起こします。
一瞬でも長くジャクソンくんと過ごすため、治療費のために協力を得られないかと、SNSやWebページを開設。
そしてなんと、支援の手は世界中から差し伸べられ、1500万円という結果に。
普通なら数日しか生きられない難病を患っているのに、「大好き」を伝えられ、逞しく生きるジャクソンくんを応援したいという輪が、世界中に広がったのです。
「はじめて無脳症のことを知った」
「ジャクソンくんは強い子なんだね」
「支援したくなった」
「この親子を少しでも長く見守っていたい」
このような声が3人のもとへ向け届いています。
ジャクソンくんとパパとママは、様々な奇跡を起こしています。
ジャクソンくんが離せたことも奇跡ですし、色々なひとが支えたい、と思えることも奇跡です。
これからも、きっと幸せな気持ちを世界中に分けてくれるのでしょう。
ジャクソンくんを見守っていきたいですね。
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