アメリカで、重度の皮膚疾患により皮膚が無くなってしまった赤ん坊が話題となっています。
疾患を引き起こした原因が最悪すぎました…。
日本にもアメリカにもいる、アイツのせいだったのです…。
■生まれてすぐの地獄…
このお話は、米国で起きた実話です。
アメリカ在住のステファニーさん(35)と息子のイザイアくんの衝撃的な1年間の記録。
この悲しい出来事を引き起こした原因と結末には怒りが収まりません。
幸福に包まれて暮らしていたイザイアくんでしたが、1つの問題を抱えていました。
それは、生まれつきの真っ赤な湿疹。
生後3ヶ月ごろから身体に湿疹ができるようになり、しだいに酷くなっていきます。
香水など少しでも匂いのあるものに触れるだけで発疹は更に悪化。
愛する赤ん坊を連れ病院に行くと、医者は重度のアトピーと診断して、ステロイドクリームを処方されました。
肌も良くなり快方に向かうかと思いきや、ここから二人にとっての地獄の日々が始まってしまいます。
なんとクリームを塗ってから、今度は身体全体にもっと酷い発疹ができるようになってしまいました…。
医者はイザイア君の発疹を治すためにと、更に強力な、大量のステロイドクリームを処方します。
母親は祈るような気持ちで我が子にステロイドクリームを塗る。
症状が治まっては、彼女は大喜び。
しかし更に症状は悪化し、再び落ち込むの繰り返し。
地獄の無限ループの始まりでした。
我が子を救うために、35人もの医者に診せたが、誰一人としてイザイア君の症状を良くすることはできなかった。
どんどん症状は悪くなり、髪の毛も抜けてしまい、触れられる事を拒絶してしまうほどに。
■シンクで水に浸かる生活に…
終いには、イザイア君はシンクの中で1日の大半を過ごす事になってしまいました。
水に浸かっているときだけが、彼が痒み、痛みから解放される唯一の時間だったからです。
以前より酷くなり苦しむ我が子のために、何人もの医者に助けを求める日々は続きます。
しかしい医者が出した答えに愕然。。。
「母親の母乳のタンパク質が原因。絶対に与えてはいけない!!」
医者の指示に従い、母乳を与えるのを辞め、ついには我が子に触れることすら許されなくなってしまいました。
この間も、医者はイザイア君を治すためにと、更に強いステロイドクリームを処方します。
回復するどころかさらに悪化していく我が子。
1日中泣き止まず、ステファニーさんも追い詰められていきます。
感染症を恐れ、母子ともに一歩も外に出ず、最愛の息子の腕をガーゼで固定する。
1日の大半を「もういっそのこと…。」と考えてしまうような異常事態に陥っていました。
■ついに原因が判明!!
医者の言うことはあてにならないと、ステファニーは独自に原因を究明することにしました。
母として子を救いたいという思いから、ついに原因が分かりました。
しかしその結果に愕然とすることになります。
「ステロイド離脱症候群」
医者の処方するステロイドクリームが、逆に我が子を苦しめていたと知りました。
医者の診断に従い、回復の為にと毎日塗っていたものこそが、我が子を肌なし状態にまで追い詰めた悪魔の薬であったと。
彼女はその悪魔の薬を全て捨て、息子の為に肌に良い成分を調べ上げ、自家製のローションとクリームを作り肌に塗り込んでいきました。
中でもレモンと亜鉛を混ぜ込んだクリームが効果抜群だったようで、これまでの事がウソだったかのように、イザイアくんはみるみる回復していきます。
■その後のイザイア君は…
母親の愛情と手作りクリームにより回復したイザイア君。
体が痒くなくなってくると、それまでは触れられるだけで泣き出していた彼が、擦り寄って甘えてくるように。
「彼は人生の最初の1年間を失ったんです。
私は彼を抱きしめることも、キスをすることもできませんでした。でも今はしっかりと抱きしめることができます。」
とステファニーは語る。
母親も息子も、今は普通の幸せをかみしめれらる事に満足しているでしょう。
イザイア君は35人の医者にアトピーと診断され、10ヶ月間もの間ステロイドクリームを使用していました。
生まれてから1年間、母と子は拷問のような日々を強いられたのです。
幼い子供をもつ親は、ステロイドが赤ん坊にもたらす危険性を把握していないといけません。
医者を過信しすぎてはいけませんよ!
■関連記事