外国でも日本でも、時には良い行いをしたとしても何故か批判をされてしまう事がある。
オーストラリアで犬を守るために取った行動で世の中から猛バッシングを受けてしまった男性がいます。
一体何故?こんな反応有り得ない!
■愛犬がカンガルーに捕まった!
まずはこの動画を観ていただきたい。(問題のシーンは~23秒頃から)
映っている男性は、オーストラリア在住のグレイグさん。普段は動物園に務めている。
なんと愛犬がカンガルーに捕まってしまい、助けるために取った彼の行動は、
カンガルーへの右強パンチ!
しかし、犬を助けるために取った勇敢な行動が、なぜか大批判を食らってしまったそうです…。
■なぜ大炎上してしまったのか?
この動画が公開されるや否や、賛否両論巻き起こってしまったそうです。
特に批判の理由は「動物虐待だろ」というもの。
それっておかしいでしょ…。
批判している人たちはもし目の前で自分の愛犬でなくても、犬や猫がカンガルーに捕まってたら、観てみぬふりするんでしょうか?
それこそ動物虐待でしょう?
動画を公開したグレイグさんやその仲間たちも
『犬はカンガルーに傷つけられても構わないが、カンガルーが人間にパンチされることは許せない』と言っているのが理解できない」
と世界の人々の反応をおかしく思っているようです。
■この動画を撮影した理由が泣ける…
この問題を色々とややこしくしているのが、この動画が撮影された理由なのかもしれません。
この動画は、グレイグさんとその仲間たちがイノシシ狩りに出かける最中を撮影していたようです。
これが更に批判の材料になっているようなのですが…。
なんとグレイグさんの仲間の一人が末期のガンを患っていて、彼の最後の望みが
「大好きな仲間たちとイノシシ狩りに出かけたい」というもの。
その望みを叶える為にこの動画の撮影に至ったのです。
オーストラリアの細かな法律や動物のハンティングがどのような位置にあるのかは分からないので何とも言えないところもありますが…。
重い病にかかっている友人の望みを叶える為に行動を起こしたのに世の中から批判されてしまった。
何とももどかしい出来事です…。
しかもその友人さんは、この騒動の直後に亡くなられてしまったようです…。
本当にもどかしい出来事です。
■下らない理由で炎上をさせるのは万国共通
この騒動、公平な目で見ると炎上する理由が何も見当たらないと思うのだが…。
日本でも海外でも、何でもないような事に難癖をつけて炎上をさせたり、血眼になった他人のあら捜しをするのが生きがいの人は万国共通なのですね。
日本も厳しいですが、海外では動物への虐待や問題などへのバッシングは、日本よりもさらに強いものがある印象です。
他人を妬むあまり、重箱の隅をつついて執拗に攻撃するこのような炎上騒動は、現代のネット社会の闇でもあります。
自分はそうなってはいけないのと、このような問題を目にした時は、多数派の意見に流されず、真実はどこにあるのか見極めることが大事になってきますね。